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zoom RSS 海だけではない沖縄〜芭蕉布会館

<<   作成日時 : 2017/03/28 14:41   >>

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芭蕉布ってご存知ですか。
「歌?」
そう、昭和38年ごろに作られ、今でも歌われている沖縄の風物を写した曲のタイトル。
芭蕉布って沖縄独特の織物なのです。
日本には全国に独特の織物があります。
小千谷縮、黄八丈、大島泥染・・・・。
でも最も幻の、と言えるのが芭蕉布ではないでしょうか。

沖縄再訪の2日目、結局お天気は悪く、それでも綺麗な海が見たい私たちは国道58号線を北上し、オクマビーチを目指していました。
途中に「芭蕉布会館」の看板があって、急遽寄ることに。
小さな集落の小さな道に入り込んで、「ここ?」
ナビってありがたい。

画像


下記にリンクを貼っておきます。
私たちが現地で鑑賞した記録映画も見られるようです。
ぜひ見てほしいと思います。

この会館の2階では実際の作業も見ることができますが、どうかどうか邪魔にならないように静かに訪問してあげてほしい。
その作業はあまりにも精密で、人の手作業とは思えないほどです。

若い女性が多く、とても安心しました。
無形文化財に指定されているこのクラフトが、後世に受け継がれる・・・・。


受付の女性との会話が印象的でした。
他にお客さんもなく、しばしこの中年の女性のお話を聞くことができました。

会館は公共の建物だけど、運営は組合がしている、でもその会員になるためには

芭蕉の畑を持っている
年に反物1反、織り上げること

重労働で、緻密で、根気と繊細さが必要な作業、全て一人で行うのだそうです!!
ただ芭蕉布をおれるだけでもすごいのですが、畑(つまり土地)もなくてななりません。
なぜなら2年かけて成長する原料の芭蕉は、どこにも売ってないから!!

画像


こういう小さなバナナのような植物を見かけたら、近くに芭蕉布の織り手さんが住んでいるはずです(笑)。

この受付の女性も「私も会員ではありません。」と胸を張っておられました。
それほど簡単にはいかない、究極の本物がそこにあるのです。
この女性からは、芭蕉布にかける思い、気概を強く感じました。
静かな佇まいの中にある、「本物」を作っているという自負、自信。
そして妥協のない仕事をしている人が漂わせる、ある種の傲慢さ。
至高、というべきものがそこにありました。

芭蕉布織って子供を育てた村の女性。
クラフトマンシップの最高の形です。
帯とお召しで400万近いとか。
バナナの皮からできたと思うとすごいお値段ですが、その制作過程を知るとさもありなん。
それに買ってくれる人もいなければ、本当に廃れてしまいます。
(反物は全て問屋さんに行くそうで、普通に購入することすら難しい。)

その昔、大工が多くあちこちに呼ばれていった村の男たち、留守を守った女たちが織った芭蕉布。
戦後廃れたしまったのを、この地で平良敏子さん(現在人間国宝)という女性によって再生された幻の布。

喜如嘉、きじょか、と読むそうです。
大宜味村に行ったら、ぜひ立ち寄ってください。

肌にくっつかず、風通しが良い。張りがあるのに柔らかい生地。
暑がりの私、本当に欲しくてなりませんが、400万は無理!
で、1500円でコースター購入。
いいんです。まがい物も多い芭蕉布、これは本物。
画像


参考本も売っていたので買いました。



http://bashofu.jp

http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000322.aspx


誰もいないオクマビーチ
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