色あせぬうちに心深く

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zoom RSS 「口々」観劇

<<   作成日時 : 2017/02/12 15:34   >>

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サンボン(山田佳奈 松本亮)公演 1本目
2月9日 19時半〜 サンモールスタジオ

祝 初公演 たくさんのお客さんでした。
作演出 山田佳奈

父・・中村シユン
長男・・松本 亮
長女・・山田佳奈
次男・・亀島一徳
長女の夫・・佐賀野雅和
長男の同級生・・大塚宣幸
次男の恋人・マサミ・・井端珠里

千秋楽すぎたから書いてもいいかな。
ネタバレです。

画像



場は茶の間、食卓である。
その狭い空間で繰り広げられるシチュエーションドラマ。
ただし、お話は大して進行しないし、結末もない。
あるのは苛立ちと、疑問と、ささくれ立った感情と、それらを引き起こす家族愛という厄介なもの。
他人なら関係ない、のである・・・・。

老いた父親には過去に愛人がいた。今、彼は行方不明。
その父親を置いて母親は家を出ている。
残され長男、長女、次男。長女の夫が同居している。
入り浸っている長男の友人。

長女は疲れていた。
出ていった母親の代わりに父親の心配、兄弟の世話。
ろくに夫と睦み合うこともできない・・・・。
そこへ次男が彼女を連れてやってきた・・・。
現実社会ではいっぱいいるよね、こういう立場の女性。
長男の嫁、だったらもっといっぱいいるだろうけど、彼女は身内なばっかりに逃げ出せない。
母親は抜け出せたのに。
私なら夫婦で出て行くなぁ、と思いながら観ていた。
すり減るばかりよ、と。


冷蔵庫を開けられると、「早く閉めて。」と思う主婦心理を理解している作者と見た。
冷蔵庫の登場回数が多い。
冷蔵庫を開ける、一見無意味な行為なのに、長女のイライラの象徴のようで面白かった。


ストーリーがあまりにも生々しく感じられるが、私たちの世代にとってはむしろ現実世界の方がより厄介だと知っている分、苛立ちが募る。
そう、苛立ちと言い知れぬ不安定感が、私たち観客にパッションを与えるという不思議な会話劇だった。
と同時に、家族あるある話でもあり、優しさも垣間見える。


過去のシーンで登場する父の愛人と、弟の彼女が重なり得体の知れない何かがあった。
階段部分が過去の遊園地になる場面は秀逸。

父親を演じる中村シユンさんが、相変わらずな浮遊感。
KAKUTAの佐賀野さんが持ち味出してる。いるよなぁ、ああいう旦那さん。
静かな演劇の松本さんを観たいと思っていたけど、一旦を観た気がする。

長女と友人の不倫はいらないエピソードに思えた。
余計ややこしくなる。
そうでなくとも層を成す家族関係。
でも怒る佐賀野さんを見られたから、いいか。



さて、
確かな情報筋からの話。
舞台に登場するお米の入ったタッパー○エアは、松本家のもの。
松本さんは人生の中でMAXに成長している。
サンボンって、山田さんの山と松本さんの本と繋げて、ということらしい・・・。
他にも色々あるけど、また今度。

次はもっと違うお話が見たい。
正直、こういうテイストの家庭内劇は苦手。
現実の方が世知辛いのを知ってるから。
たくさんお客さんがいらしてたし、2本目、3本目も期待してます。



女が「なんで、なんで、なんで。」と言い募ると、男にとっては確かにうざかろうなぁ・・・。
気をつけよっと。(この場合男と女を変換しても同じだけどね。)

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